【ギリシャ・マケドニア】ワイン特徴・主要PDOまとめ|ソムリエ試験対策

「マケドニア」と聞くと国名のことかな、と思ってしまいますが、実はマケドニア共和国、ギリシャ、ブルガリアをまたぐ地名のことです。

今回はギリシャのマケドニア地方のワインを見ていきましょう!

マケドニア地方とは

マケドニア地方はギリシャの最北に位置する東西に長い場所です。

アテネに次ぐギリシャ第二の都市テッサロニキ(Thessaloniki)はマケドニアの中心都市となっております。

↓マケドニア地方とテッサロニキの場所

山地が多いこの地方は有名なオリンポス山(ギリシャ最高峰の山。火星の最高峰と同名)が存在する。そのため標高の地帯が多いが、エーゲ海側には肥沃な土地となっいる。

↓オリンポス山

マケドニア西部は基本的に高山性気候になっている。→降水量多く、気温は低め

逆に、東部は地中海性気候である。→温暖

マケドニア地方のワインの特徴

マケドニアのブドウの主要品種は以下の通り。

白ブドウ 黒ブドウ
ソーヴィニヨン・ブラン

シャルドネ

クシノマヴロ    
モスコマヴロ
シラー

クシノマヴロ(Xinomavro)はギリシャの重要赤品種なので、覚えておきましょう。ギリシャでの品種別生産量は第4位です。ちなみにクシノマヴロの

“Xino”=”酸”

“Mavro”=”黒”

という意味です。覚えやすいですね。

マケドニア地方の主要産地

ギリシャでは、ワインの品質分類にPDOという制度があります。

(フランスで言う所のAOPのこと)

今回は主要なPDOをまとめてみました。ご覧ください。

↑地図の番号はDOPの場所を示している。

①グーメニサ(Goumenissa)

赤のみが認められている。

クシノマヴロを主体にネゴスカ(Negoska)という品種とブレンドして作られる。

②ナウサ(Naoussa)【重要☆】

マケドニアだけでなくギリシャ全体でみても、最も重要な生産地域である。

赤のみが認められている。

  • 砂地→若飲みタイプ
  • 粘土石灰質土壌→長期熟成タイプ

がそれぞれ作られる。

クシノマヴロを単一で用いるため、その強い酸とタンニンがナウサのワインを特徴づける。

特に、長期熟成タイプのものは、イタリアピエモンテのバローロに似ている、と称される。

③アミンデオン(Amyndeon)

ここも赤のみが認められているが、ロゼやロゼのスパークリングの生産も盛んである。

山岳性気候のため、ギリシャで最も寒冷な生産地域である。

赤ロゼ共にクシノマヴロ主体でワインを作る。

④スロープス・オブ・メリトン

その名前の通り、メリトン山の斜面に広がっている。

ボルドー大学(フランス・ボルドーにある大学。ワインの研究が盛ん。)の教授がコンサルタントしたことによって、ボルドー寄りのワインが生産されている。

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