【ラツィオ州】ワインの特徴・DOCG|ソムリエ試験対策

ラツィオ州は州名自体はそこまで有名ではありませんが、ローマがある州といえばなんとなくわかるかも知れません。今回は、ラツィオ州のワインを見ていきましょう。

ラツィオ州とは

ラツィオ州は首都ローマを含む、イタリア20州のうちの一つです。州別の国内総生産が2位とかなり豊かな州といえます。

↓ラツィオ州の位置(赤枠で囲まれたところ)

ティレニア海とアペニン山脈に挟まれた丘陵地帯は州土の約54%をしめ、火山性土壌のためブドウ栽培に適した土地になっております。

ラツィオ州のワインの特徴

ラツィオ州では2016年現在、白ワインが約72%を占めます。一番有名なワインとしては、Frascati(フラスカーティ)Est! Est!! Est!!! di Montefiascone(エストエストエストディモンテフィアスコーネ)でしょうか。(名前がw)しかし、この二種はDOCワインです。DOCG認定はされていないことに注意です。

写真はフラスカーティ(上)

エストエストエストディモンテフィアスコーネ(下)

主な、DOCGの大まかな位置は下の地図参考のこと。

DOCGのまとめ

ラツィオ州のDOCGは2018年3月現在、3種類となっております。

赤のチェザネーゼ・デル・ピリオは最低限、押さえておきたいです。

フラスカーティ・スペリオーレは詩人ゲーテが賞賛していたというエピソードをよく聞きます。

DOCG名 タイプ 認定年 品種
Cannellino di Frascati ※1
カンネッリーノ・ディ・フラスカーティ
白、甘口 2011年 マルヴァージア・ビアンカ・ディ・カンディア
マルヴァージア・デル・ラツィオ
Cesanese del Piglio
チェザネーゼ・デル・ピリオ
2008年 チェザネーゼ 90%以上
Frascati Superiore ※2
フラスカーティ・スペリオーレ
2011年 マルヴァージア・ビアンカ・ディ・カンディア
マルヴァージア・デル・ラツィオ
※1 カンネッリーノとは、残糖量35g/l以上。Dolce(ドルチェ)の別名。つまり、フラスカーティのドルチェタイプのものはDOCGの認定を受けているということ。
※2 スペリオーレとは、1%以上高いアルコールを含むもの。つまり、通常のフラスカーティよりアルコール度数が高いものをさす。

ソムリエ試験過去問で最終確認!

ラツィオ州のワインに関して見ていきました。最後に実際の過去問で知識の定着を計りましょう。

Lazio州産の白ワインを次の中から1つ選びなさい。(2017ソムリエ、ワインエキスパート呼称資格認定試験)
1.Cesanese del Piglio
2.Frascati Superiore
3.Fiano di Avellino
4.Pomino

答えは、、、2です。
1は赤ワインです。
3はカンパーニア州のDOCG認定の白ワインです。
4はトスカーナのDOCワインです。コジモ3世による、1716年のワイン生産地の線引きで、出てくる地名です。